和家具の花代や、テーブルのコーナー部分、変わったところでは某音響メーカーのスピーカーが「総三方留接ぎ」で組まれているとか、見た目の格好良さと強度を併せ持った組み手です。
このトリプル・マイター・ジョイントの加工プロセスを紹介します。
所定のサイズに加工した角材に、基準面となる45度のカットをスライド丸のこで加工します。
次に、テーブルソーでホゾ部分のカット加工をします。
ホゾ穴を角のみで加工して、余分な部分をスライド丸のこでカットします。
さらに、45度の留加工部分をスライド丸のこでカットすると、右上のような仕口に加工されます。
ホゾのサイズ調整をバンドソーで加工して、出来上がりです。 同じ加工を、コーナーを構成する3本の角材に行います。
加工が終わった角材を3本組み合わせます。
トリプル・マイター・ジョイントの完成です。 きれいな仕口ですね。
この組み手・仕口を使って、どんな作品ができるか楽しみです。
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