2009年7月16日木曜日

一輪の花 その2

一輪挿しのバリエーションです。 スッキリしたフォルムでかつ存在感のある一輪挿しと、

一輪の花全体を見せる中空のデザイン、

中空を刳り貫いた部材も有効利用します。 まだ、小物の在庫が足りないようなので、もう少しバリエーションを増やさないといけないようです。 

2009年7月14日火曜日

宙に浮かない小抽斗

宙に浮く小抽斗シリーズとして制作予定だった箱物ですが、制作途中で浮かないバージョンも作ってみようということになり、この製品は宙に浮かせないことにしました。 で、これは何に使うのでしょうか? 答えは、”Buddhist Alter"です。 興味のある方は、調べてみましょう。

2009年7月8日水曜日

一輪の花

今回のテーマは、「一輪の花」をどうプロデュースするか、要は一輪挿しのバリエーションを考えようということです。 よく目にするのは、細身のすっきりしたデザインの一輪挿しですが、ここは存在感を主張するようなやや重みのあるデザインでやってみました。 自然のフォルムを生かしたたり、ラインをすっきりさせたりと、いろいろと作ってみました。 どんな感じでしょうか。 

展示会やクラフトフェアでの展示方法を検討すると、テーブルや椅子の他の小物が雰囲気作りには欠かせない存在になってきます。 しかし手元在庫はほとんどなし。 ということで、せっせ、せっせと在庫を増やすべく、日々小物制作の比重が高くなっていくのでした。

2009年7月4日土曜日

Plus 1 Living 8月号


7月7日発売予定のPlus 1 Living 8月号に、「たおやかな暮らしの木工展」の告知もかねて、1/8Pサイズの広告を掲載しました。 雑誌の媒体資料によると、主な購読者層は、ナチュラルテイストの住まいを好む30代ミセスが中心で、素材やデザインにもこだわりがあり、海外のライフスタイルにも関心が強い人達だそうです。 今月号は、「北欧をお手本に、おしゃれ&リラックスライフ」の特集が組まれています。 興味があったら是非手にとって読んでみてください。 

2009年6月24日水曜日

宙に浮く小抽斗 その3

It's mine・イッツマインのクラフト部門の新作です。 ”宙に浮く”シリーズの第3弾。 今回は、円柱ポスト4本脚で、前面にアールのついた2段の小抽斗を支えています。 本体部分はタモ、円柱ポストはビーチ材を使っています。 若手の休日スタッフ2名は、そろって”これを重ねて段数を増やせるようにしたらどう?”という意見がありましたが、”I○○Aやニ○○ライクな製品になる”という意見も出て、スタッキング・バージョンは見送りとなりました。 

2009年6月22日月曜日

無垢の一枚板テーブル 木地完


うーん、しまった。 途中経過の写真を撮る間もなく木地完となってしまいました。 事ここにいたって、心配事が一つ。 吸い付きあり残を2本入れてあるのですが、1600x800x75サイズの天板の反りを抑えられるかどうかということ。 もう一本入れて3本にすべきだったか。 無垢の一枚板ですから、反りや割れは逃れられない自然の摂理とはいうものの、なんとか最小限に食い止めようと努力はしてみるのですが、塗膜を作らない自然塗料とオイルでの仕上げは、木の呼吸を妨げない反面、どうぞ自然のままに反ったり割れたりしてください、と言ってるようなものなのです。 ウレタン塗装とポリパテでガチガチに塗り固めた一枚板は、反りや割れといった変化はないのでしょうけれども、木の手触りは感じられないですよね。
お客様には、そういった点を理解してもらった上で、使ってもらわないといけませんね。 さあ、仕上げといきますか。

2009年6月19日金曜日

置き薬ならぬ”置き木”

”こんにちわ”の声に、宅配便か来客かと思い話をすると、”広葉樹を扱っている材木屋です”という突然の来訪がありました。 聞くと、入間、飯能、都幾川周辺の工房を回っていると言うことで、It's mine・イッツマインのことは、Webで調べて来たとの事。 名刺をもらってびっくり。 なんと、岐阜県の材木屋さんだったのです。 ”新規開拓で、富山の薬売りの置き薬のように、材木を置いてもらって使った分だけ2ヶ月ごとぐらいに集金に来ます。 まあ、支払条件は合わせますので、どうとでもなります。” とのこと。 また、随分と新手のビジネス・モデルの材木屋さんだなと思いつつ、反面材木不況もここまできたかとの感を否めずの心境になりました。 私の知る限りでは、あまたある関東周辺の木工房さんの広葉樹の仕入先は、近くは新木場、埼玉県内、群馬、福島、そして北海道と、関東以北の材木屋さんから仕入れるケースが多く、岐阜県から仕入れをしているケースはあまり多くはないのではと思います。 ”置き木”もおもしろいアイディアだなと思いつつ、普段材木選びに結構大変な思いをしていることを考えると、パッと飛びつくこともできないような感じかな。