2009年4月28日火曜日

CarveWright-超小型NCマシン

ちょっと気になる木工電動ツールをご紹介。 最近は、小型のNC(数値制御)ルータが販売されていて、アメリカの個人工房なんかにも使っている人もいるようですが、まだまだ値段が高すぎて手が出ない(そんなことを考える余裕はない-こちらが正解)状況です。 レーザー加工機も、工房に設置できるような機種が販売されているのですが、こちらもNCルータと同様、手が出ない。 と思っていたら、Carvewrightというメーカーから、3DCarverという製品が販売されていることを知りました。 小型のプロッタぐらいのサイズで、結構細かなカービング作業ができそうです。 動画をちょっと見てみてください。



こんなのが、$2000以下で販売されているそうです。 なんともうらやましい環境ですねUSは。 これを日本で使うとなると、120v60Hzの電源環境を持たないと難しいかな。 動力モータと違って、ステッピング・モーターを使用しているので、正確な周波数への依存度が高そうです。

ちなみに、彫った感じはこうです。



レイアウト・ソフトウェアは、日本語入力も問題なく、漢字も彫れました。 (というか、ソフトウェアでのシュミレーションです。) うーん、使ってみたいな。

2009年4月27日月曜日

群馬の森クラフト・フェア

4月25日・26日の2日間、群馬の森クラフト・フェアで、友人のブースのお手伝いに行ってきました。 何で、出展しなかったのかって? 申し込もうと思った時点で、キャンセル待ちの状況だったので、あっさりとあきらめてしまったのです。 あきらめるのが早すぎました。 というのも、今回は120ブースの出展規模に対して、180以上の申し込みがあったそうですが、なんと”キャンセル待ち”を解消して、申込者全員の出展を認めたとの事でした。 事務局の英断に、頭が下がる思いでした。 



初日は、土砂降りの雨。 毎年楽しみにしていると言うお客さんも、しきりに”この雨で、出展している人達がかわいそうで、かわいそうで”とあわれみを誘うぐらい、ひどい雨でした。 
12時ごろには、”本日の営業終了”ということで、一路、車で30分ぐらいのところにハーフビルドのログハウスに住んでいる、友人宅へ緊急避難しました。 出展している友人のタープの高さがやや低く、ブースからお客さんの顔が見えない状況を改善しようと、タープの脚にゲタをはかせて高さを稼ごうと、友人の工房で、2x4材の部品をさっさと加工した後、本日のメインイベント”宴会@日帰り温泉”へと突入。



”こだまの湯 ファミリープラザ”で、ゆったりと温泉につかり、冷えた体をあたため、居酒屋を超えるメニューの食事処で、プレ打ち上げと相成りました。 良かった、良かった。

2日目は、朝方の雨もお客さんの来場時には何とか、曇り空になったのですが、今度は強風。 近くの出展者の中には、ブース内の什器を飛ばされたり、アクセサリーなどの展示商品を飛ばされたり、結構悲惨な目にあっている方もおりました。 そんな中、多くのお客さんが来場され、楽しい一日を過ごせました。 友人のブースも、大方の商品が売れ、良かった、良かった。
来年は、あきらめることなく是非とも出展しなくてはと、心に誓った一日でもありました。

2009年4月21日火曜日

課題2 デスクトップ・オーガナイザーのフィニッシュ

先日、木地完成したオーガナイザーの仕上げをしてみました。 柿渋に顔料を混ぜ、4回ほど塗布したあとに、オイルで仕上げたのですが、なかなかいい感じになってます。 木工教室のキット材料は、主にパイン材を使用しているのですが、仕上げによって随分と雰囲気が変わるのが面白いところです。



ついでに、おむすびスツールの仕上げも、オーガナイザーと同様の仕上げにしてみました。

2009年4月13日月曜日

課題2 デスクトップ・オーガナイザー

木工教室の課題の”その2” デスクトップ・オーガナイザーの加工プロセスをちょっと。 材料をサイズにカットして、側板と底板のあられ組み加工をします。 今回は7枚あられです。




あられ組みの加工が終わったら、中仕切りの追入れの溝をそれぞれ側・天板に加工します。 エッジ部分のR加工をして、組み立てます。




と、サッサーとプロセスを説明しましたが、ここまでで、20時間近くかかっています。 このあと、サンディング、塗装と4時間ほど見込んでいますので、トータル24時間、木工教室のコマ数換算で8コマ、標準的な月4回コースで2ヶ月を要する課題となりました。 R加工が増えたため、この課題ではバンドソーや、ルーターを結構使って加工することになります。 こういった電動工具は、他の工具に比較して安全に作業できるため、木工の表現力を膨らませるのにはちょうどよい工具といえます。課題1のアンティーク調抽斗ボックスの次の課題として、じっくり取り組んで行きましょう。 

2009年4月8日水曜日

親子木工教室

ゴールデン・ウィーク中に、ある住宅展示場で親子木工教室を開催することになり、課題のおむすびスツールを20脚分キット加工しました。


    キット材料              仮組み

おむすび形の座板と、脚部品を加工して、ホゾ部分を仮組みしておきます。 教室では、脚の相欠き部分を鋸で切ってもらい、組み立てとサンディングをしてもらう予定です。


  おむすびスツール    ウッドバーニングでメモリアル刻印

サンディングが終わった後は、イニシャルや手形を座板に下書きしてもらい、焼きペンでウッドバーニングをして、完成となります。 ゴールデン・ウィークのイベントして検討してみてはいかが? 興味のある方は、It's mine・イッツマインまでお問い合わせください。

2009年4月7日火曜日

さまざまな事思ひ出す桜かな

いやー、どこへ行っても桜がきれいです。 今日は息子の高校の入学式だったのですが、つい2週間ほど前の中学の卒業式の時にはまだ一分咲きだった学校の桜が、今日は満開。 雲ひとつない快晴の空に、ピンクの桜がひときわ映えるいい日でした。

4月という節目節目にタイミングよく咲く桜、何年か前は、卒業式に満開で入学式では葉桜といったこともありましたが、やっぱり桜は入学式が似合います。 桜が咲く季節に迎えるイベントが、あと何回かなと家の奥さんと話しながら、子供たちの成長や、学校でのイベントを思い出すことになるのですが、二人の口から出る言葉は、「早いねー」。 二人の子供たちにはすでに、身長を越され、話をする時は上を見上げる今日この頃。 いろんなことにチャレンジして、自分の進むべき方向を見出してほしいなと思わずにはいられません。 

2009年4月2日木曜日

木工教室の課題 ラインアップ

今期の木工教室の課題として、アンティーク調抽斗ボックス、デスクトップ・オーガナイザー、おむすびスツールの3課題をラインアップすることになりました。 機械加工をなるべく最小限にして、手工具中心で作るのですが、抽斗ボックスで約12時間、オーガナイザーで約24時間の制作時間がかかります。 木工の基本をしっかり学ぶためには、最低限必要な時間でしょう。



木工教室で、多くの人に作る喜びを感じていただけたら、と願っています。