2008年12月1日月曜日

チークのローテーブル

ちょっと前に完成したチークのローテーブルの制作プロセス・レビューです。 まずは、図面を引きおなじみのミニチュアを作り、バランスを確認します。 この段階では、 天板の形状はラウンド・コーナーで、脚は2方転びの楕円形状でした。

ミニチュアのローテーブル

天板の接ぎ合わせはビスケット・ジョイントとイエローボンドでしっかりと接着します。 このチークという材は油分が多いので、通常の酢酸ビニルのボンドではしっかりと接着できないのです。 ビスケットが使用できない小物の接ぎ合わせでは、エポキシ接着剤を使用しないとだめなんですね。 

天板と脚、中桟、幕板の接着

天板は、ミニチュアのコーナー・ランド形状から、レーストラック・オーバル形状に変更しました。 天板の接ぎ合わせが完了した状態で、写真で天板形状をお客様に確認していただいたところ、もう少し楕円形状のほうがいいとのことで、最終的にはオーバル形状になりました。 



仕上げ後のローテーブルは、ホームページの”Gallary"でご覧になってください。

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