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2009年7月16日木曜日

一輪の花 その2

一輪挿しのバリエーションです。 スッキリしたフォルムでかつ存在感のある一輪挿しと、

一輪の花全体を見せる中空のデザイン、

中空を刳り貫いた部材も有効利用します。 まだ、小物の在庫が足りないようなので、もう少しバリエーションを増やさないといけないようです。 

2009年7月8日水曜日

一輪の花

今回のテーマは、「一輪の花」をどうプロデュースするか、要は一輪挿しのバリエーションを考えようということです。 よく目にするのは、細身のすっきりしたデザインの一輪挿しですが、ここは存在感を主張するようなやや重みのあるデザインでやってみました。 自然のフォルムを生かしたたり、ラインをすっきりさせたりと、いろいろと作ってみました。 どんな感じでしょうか。 

展示会やクラフトフェアでの展示方法を検討すると、テーブルや椅子の他の小物が雰囲気作りには欠かせない存在になってきます。 しかし手元在庫はほとんどなし。 ということで、せっせ、せっせと在庫を増やすべく、日々小物制作の比重が高くなっていくのでした。

2009年6月3日水曜日

ヘ音シリーズ その2 ”ヘ音ブックエンド 時計付”



ヘ音記号のフォルム(または蕨手)でまだ遊んでいます。 時計付のブックエンドです。 ブックエンドに時計が必要かどうかはさておいて、アンティーク風に手になじむような”すり減らし加工”で、なんかいい感じに仕上がっています。 ちなみに、ブックエンドに立てている本は、Tauton Pressから出版されている木工関係の専門書です。 写真が多く、加工方法も詳細に説明されているので、僕にとってはバイブル的な本です。

2009年5月28日木曜日

ヘ音シリーズ その1 ”ヘ音時計”



突然ですが、音符記号中で好きな記号は何ですか? ト音記号?四分音符? 僕は、このヘ音記号が好きです。 フォルムとしては、日本や中国の意匠に、似たようなフォルムがあって親しみやすいのでしょうか。 御神輿の屋根の端っこにある部分(蕨手というらしい)などにもヘ音記号のデザインがあります。
蕨手です。
野草の蕨の葉がまだ開かない若芽の形に似ていることから蕨手という名称が付けられたそうです。

今回は、このヘ音記号の形状を時計にしてみました。 タモ材で仕上げは、It's mine・イッツマインが得意とする柿渋・オイル仕上げで、アンティークの風合いを感じられるような仕上げになっています。
このフォルムで少し遊んでみようかと思っています。

2009年5月27日水曜日

ワインラックはいかがですか?



8月に展示会の開催を予定(後ほど詳しく紹介します)していて、またその後9月、10月といろいろなフェアに出展する都合で、小物を作りためないというトラウマに駆られています。 椅子や、テーブルなどの作品は、そんなに数が多くなくても存在感を出せるのですが、小物は数とバリエーションが多くないと面白くないのです。 木工家の3大小物、①フォトフレーム&額縁②木匙③木皿と相場が決まっていて、それぞれ意匠を凝らした製品を作っているのですが、It’s mine・イッツマインとしてはどうもしっくりこない。 ここは、他とは違うアプローチをしなければ、ということでワインラックです。 小物の材料は基本的には、端材(製品加工時のあまりの材料)を有効利用を考えなければならないのですが、これがどうして、どうして。 製材してある材料から作るほうが、はるかに楽なのです。 とはいえ、こうした端材も使ってあげなければ、冬場の薪ストーブの燃料となるだけの運命ですから、なんとか生きる道を与えてあげなければと、これはこれで悩みの種となってしまうのです。 端材談義はこのくらいにして、この端材から生まれたワインラック、デザイン的にはどこかで見たことがあるような気がしませんか? 実は、日本刀の刀架けからヒントをもらいました。 刀の上に、ワインボトルが乗っているようなイメージです。 耳付板のナチュラルなフォルムを活かしたワインラックです。 おひとついかがですか?

2009年5月19日火曜日

スパルテッド・ビーチ(Spalted birch)のワイン・ホルダー

スパルテッド・ビーチで、ワイン・ホルダーを作ってみました。 何でワイン・ホルダーかって? いや、実は、材の歩留まりが非常に悪かったのです、この木は。 丸太から製材したのですが、いたるところにヒビや割れがあって、どうにもこうにも使える部分が少ない。 で、結果このようなサイズになってしまったのです。



でもちょっと、味のあるワイン・ホルダーになりました。 年内開催のクラフトフェアで販売予定です。 ただし数量が少ないため、売り切れの時は悪しからず。

2009年2月12日木曜日

ラジコン・マニア向けの一品 (その3)

今日は暖かな一日でした。 今年は、工房のある入間の周辺では雪も降らず、比較的暖かな冬を過ごしています。 朝方は工房内の気温が6度と、作業をするには寒すぎるので、薪ストーブに火を入れ、暖まるまでストーブの前から離れられず、気がつくと9時30分を回っていました。 薪が燃える火を見ていると、つい時間がたつのを忘れてしまいます。 火といえば、先日(2月10日)に近所で火事があり、木造平屋建ての一軒家が全焼していました。 工房は、消防署の訓練所の目の前、消防署までは歩いて2分ほどのところにあるので、サイレンの音は日常的に耳にしています。 慣れとは恐ろしいもので、サイレンの音に鈍感になっているようで、近所で火事があったことに全く気がつきませんでした。 火の用心、火の用心。

さて、家具製作とは一線を画す、マニア向けのクラフト製品がやっと販売開始となりました。 ラジコン飛行機の機体調整用のフィールド・スタンドと、プロポ(送信機)用のウェストバットと、プロポ・スタンドです。
ウェスト・パットとプロポ・スタンドは、タモ無垢の削りだしにオイル・フィニッシュで、家具製作に近い作り方なのですが、フィールド・スタンドはランバーコア(針葉樹をラワン薄板でサンドイッチした合板)とウレタン塗装と相成りました。 コスト的な問題と、使用環境からこうせざるを得なかったのですが、まあ、マニアの方から是非にでもといわれれば、無垢の一枚板にオイル・フィニッシュで高級手づくり家具調のフィールド・スタンドを作ってくれといわれれば、作らないでもないのですが。 そんな酔狂な方がいるとも思えず、これはこれと割り切って作っていきましょう。 


  フィールド・スタンド          ウェスト・パッドとプロポ・スタンド

2009年1月26日月曜日

ラジコン・マニア向けの一品 (その2)

クラフト部門のラジコン・マニア向けの製品として、取り組んでいるアイテムがもうひとつあります。 機体フィールド・スタンドです。 ラジコン飛行機の機体を調整したり、エンジン・テスト時のストッパーとして使用する製品です。 これは、木製や、アルミ製、ウレタン・スポンジ製の製品が販売されていますので、これまでにないという製品ではありませんが、家具職人の手による軽くて剛性の高い、質感が感じられる製品にしたいと思っています。


  機体フィールド・スタンド    折り畳んで持ち運び


    機体調整時        エンジン・テスト用ストッパー

試作品のテストを経て、鋭意改良点を反映した販売用の製品の制作に努力しています。

2009年1月23日金曜日

ラジコン・マニア向けの一品

It's mineでは、家具の他クラフト部門で、各種木製の小物も作っています。 今回は、趣味の小物一品です。 工房の同僚桑原は、実は大のラジコン飛行機・マニアです。 ラジコン飛行機の機体も最近は完成機体が比較的安価に販売されている中、バルサのキットを購入して、組み立て・機体塗装まで丁寧に仕上げています。 ラジコンのアクセサリーで、プロポ(送信機)を腹部で固定するための製品がアルミ製で販売されているそうですが、ここはやはり無垢の木のアクセサリがいいだろうということで、つくったのが「プロポ用ウェストパッド」です。 タモの無垢材から削りだし、仕上げは家具と同じオイル・フィニッシュで、しっとりと手になじむアクセサリになりました。


    ウェスト・パッド本体         プロポ装着状態

市場では、これまで販売されていない、無垢の木のウェスト・パッド。 ファンのマニアが増えてくれるといいなと、願っています。

2008年12月21日日曜日

キーラック&キャンドル・スタンド

このところ、端材の有効利用とプロダクト・デザインのトレーニングを兼ねて、小物の制作を集中的にやっています。 今回のお題は、キーラックとキャンドル・スタンド。 
鍵の置き場所に困る、パートナーが間違って自分の鍵も一緒に持って行ってしまったなんていう経験は、少なからずあると思うのです。 そこで、目立つように鍵を保管する機能のデザインを考えてみると、他人の真似事ではないようなオリジナルを作るのは、なかなか大変なことだとつくづく思い知らされることになるのです。





鍵を引っ掛けるという単純なパターンと、鍵を差し込むパターンを作ってみました。 このほかにも、プレートに小枝のペグを差し込んだバージョンも作ってみました。 これは、作り手の意図とは異なり、アクセサリーと掛けるのに使いたいという方がいらっしゃって、まあいろいろな使い方があるのだと思った次第です。(下の写真)



キャンドル・スタンドは、オイル・フィニッシュの落ち着いた感じの物をいくつか作ってみました。



かまぼこ型や、スリット・タイプ



耳つき板部分を使ったラスティック風、チークとタモの角材を使ったソリッド感のある物、



タワー・タイプに、ツリー・タイプ

グラス・ホルダー・タイプ

と、デザイン・バリエーションをいくつか作ってみたのですが、家具を作るのとは異なり、目の前の端材を見て、形をイメージし簡単なラフスケッチから材を加工するのは、決して同じ物を作ることはできない一点物の楽しさがあります。

ついでに、耳つき板のフレームも作りましたが、これはなかなかオリジナリティを出すのが難しい、どこかで見た風のフレームになってしまいました。

いや、オリジナルのデザイン小物、難しくも有り楽しくも有りでした。