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2009年5月3日日曜日

親子木工教室 in 住宅展示場

昨日は、いい天気でした。 住宅展示場のGWイベントで、親子木工教室を開催しました。 心配していた、怪我もなく、多くの親子の方々に木工体験をしていただきました。 写真が少ないじゃないかって? そうなんです。 おむすびスツールの制作が終わった後に、焼きペンでメモリアル刻印をしたのですが、子供達が意外と多くの絵を書いてくれるもんですから、刻印の作業が追いつかない状況になってしまったのです。 結局最後のお子さんの写真だけになってしまいました。



一家で一脚の予定だったのですが、兄弟姉妹で来場されると、どうしても妹や弟の分はできませんか?とお願いされてしまい、ここは主催者の好意でOKとなったのはいいのですが、小学生はまだしも、幼稚園児に作ってもらうのは、至難の業。 常に怪我をしないかと、ハラハラしながら、お父さんお母さん総動員で手伝ってもらいました。 木工の楽しさに目覚めた君たち、大きくなったら、It's mineの木工教室に来てね。

2009年4月21日火曜日

課題2 デスクトップ・オーガナイザーのフィニッシュ

先日、木地完成したオーガナイザーの仕上げをしてみました。 柿渋に顔料を混ぜ、4回ほど塗布したあとに、オイルで仕上げたのですが、なかなかいい感じになってます。 木工教室のキット材料は、主にパイン材を使用しているのですが、仕上げによって随分と雰囲気が変わるのが面白いところです。



ついでに、おむすびスツールの仕上げも、オーガナイザーと同様の仕上げにしてみました。

2009年4月13日月曜日

課題2 デスクトップ・オーガナイザー

木工教室の課題の”その2” デスクトップ・オーガナイザーの加工プロセスをちょっと。 材料をサイズにカットして、側板と底板のあられ組み加工をします。 今回は7枚あられです。




あられ組みの加工が終わったら、中仕切りの追入れの溝をそれぞれ側・天板に加工します。 エッジ部分のR加工をして、組み立てます。




と、サッサーとプロセスを説明しましたが、ここまでで、20時間近くかかっています。 このあと、サンディング、塗装と4時間ほど見込んでいますので、トータル24時間、木工教室のコマ数換算で8コマ、標準的な月4回コースで2ヶ月を要する課題となりました。 R加工が増えたため、この課題ではバンドソーや、ルーターを結構使って加工することになります。 こういった電動工具は、他の工具に比較して安全に作業できるため、木工の表現力を膨らませるのにはちょうどよい工具といえます。課題1のアンティーク調抽斗ボックスの次の課題として、じっくり取り組んで行きましょう。 

2009年4月8日水曜日

親子木工教室

ゴールデン・ウィーク中に、ある住宅展示場で親子木工教室を開催することになり、課題のおむすびスツールを20脚分キット加工しました。


    キット材料              仮組み

おむすび形の座板と、脚部品を加工して、ホゾ部分を仮組みしておきます。 教室では、脚の相欠き部分を鋸で切ってもらい、組み立てとサンディングをしてもらう予定です。


  おむすびスツール    ウッドバーニングでメモリアル刻印

サンディングが終わった後は、イニシャルや手形を座板に下書きしてもらい、焼きペンでウッドバーニングをして、完成となります。 ゴールデン・ウィークのイベントして検討してみてはいかが? 興味のある方は、It's mine・イッツマインまでお問い合わせください。

2009年4月2日木曜日

木工教室の課題 ラインアップ

今期の木工教室の課題として、アンティーク調抽斗ボックス、デスクトップ・オーガナイザー、おむすびスツールの3課題をラインアップすることになりました。 機械加工をなるべく最小限にして、手工具中心で作るのですが、抽斗ボックスで約12時間、オーガナイザーで約24時間の制作時間がかかります。 木工の基本をしっかり学ぶためには、最低限必要な時間でしょう。



木工教室で、多くの人に作る喜びを感じていただけたら、と願っています。

2009年3月19日木曜日

木工教室 課題制作 フィニッシュ

あられ組み加工と、ボックスの組み立てが終わったところで、引き出しの制作に入ります。 引き出しの部材には、あらかじめ底板の溝加工と、包み打ちつけという仕口の胴付部分の加工、取手の穴加工がされているので、比較的簡単に組み立てができるようになってます。



出来上がった、抽斗に取っ手を付け、蓋部分に丁番金具を仮留めして、木地完成となります。



木地完成後は、サンディングをして、オイル・フィニッシュとなります。 金具の種類や、仕上げによって雰囲気がかなり変わりますが、課題サンプルとしてはアンティーク調にしてみました。
ここまで、のべ12時間30分の制作時間でした。 



2009年3月16日月曜日

木工教室 課題制作

あられ組み加工の終わった部材と上部トレイの底板を、木工ボンドを塗ってクランプで固定します。



接着が完了するまでの間、上部トレイの蓋の部材と、台輪部材にルーターを使用してモールディング加工をします。 今回はロマンオジーという、どこか沖縄にいるオジーのような名前のビットで加工しました。 ここの加工は、ロマンオジーの他、ボーズオバーやギンナンニーニー、ヒョウタンネーネーといったビットで個性を発揮できる部分です。



ルーター加工は、ルーター・テーブルを使用するので、手持ちに比較して安全に加工できます。

2009年3月10日火曜日

木工教室 課題キット

木工教室の今期の課題は、「アンティーク調抽斗ボックス」となりました。 週一回3時間受講のパターンの方で、4回(1ヶ月)で作品を完成させるという目標で、課題を決めました。 


課題キットの材料(抽斗の材料が写っていません)と、使用する手工具。
これらの材料を、前回紹介したフィンガー・ジョイント・ボックスを使ってあられ組みの加工をすると、したの写真のような状態になります。



あられ組み加工が終わったら、次は組み立てです。

2009年3月5日木曜日

あられ組みの冶具

サラリーマン時代は、隣近所に気を使いながらベランダ木工をしていました。 手工具のほか、トリマー、ジグソーなどの電動工具を駆使して、本棚やクローゼット、スパイスラックなんかを作ってましたっけ。 その当時は、技術も未熟であられ組みも5枚あられの大雑把な仕口で、隙間だらけのガタガタでした。
まあそんな経験もあって、 木工教室にこられる木工初心者の方にも、安全な手工具を使い、プロ並みのあられ組みの作品を作っていただけるよう開発(ちょっと大げさですね。)したのがあられ組みの冶具、フィンガー・ジョイント・ボックスです。 あられ組みは英語ではフィンガー・ジョイントと申します。


    マイターボックス          フィンガー・ジョイント・ボックス 

工房では、あられ組みは、ルーターまたはテーブルソーを使って仕口を加工しますが、教室の生徒さんには危険ですので、手工具で加工していただきます。 上の写真の左がよく見るマイター・ボックスといって、のこぎりで角材の横切りや留(45度)切りに使用する冶具です。 右の写真が、イッツマイン特製フィンガー・ジョイント・ボックスで、これを使えば木工初心者でもきれいなあられ組み加工ができるという優れものです。



材料を縦方向に固定して、ファインがー・ジョイント・ボックスを材料の上部に固定して、胴付のこで加工します。 のこ引き加工の後は、残った部分をノミで落として、あられ組みの完成です。



どうです、まあまあのできでしょう。