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2009年7月4日土曜日

Plus 1 Living 8月号


7月7日発売予定のPlus 1 Living 8月号に、「たおやかな暮らしの木工展」の告知もかねて、1/8Pサイズの広告を掲載しました。 雑誌の媒体資料によると、主な購読者層は、ナチュラルテイストの住まいを好む30代ミセスが中心で、素材やデザインにもこだわりがあり、海外のライフスタイルにも関心が強い人達だそうです。 今月号は、「北欧をお手本に、おしゃれ&リラックスライフ」の特集が組まれています。 興味があったら是非手にとって読んでみてください。 

2009年6月10日水曜日

第2回駒ヶ根もみじクラフトに出展します。



ここのところイベントの案内が続いています。 今日は9月5日・6日の2日間、駒ヶ根市で開催される「第2回 駒ヶ根もみじクラフト」出展の案内です。 楽風での展示会が終了した週の週末になりますので、ちょっとイベント続きになってしまいますが、おそらくかなり残暑が残っているであろう浦和から、暑さが和らいでいると思われる駒ヶ根への移動ですから、期待が持てます。 この6月6日・7日には、同じ会場で「クラフティア杜の市」が開催され、お天気にも恵まれて大勢の来場者で賑わっていたようです。
駒ヶ根というと、何年か前に紅葉を見に行った時の事を思い出さずにはいられません。 前泊した宿を朝4時ごろ出発して、4時30分頃には駒ケ岳へ登るロープウェー駅行きのバス停付近の駐車場についたのですが、既にバス停には長蛇の列。 3時間以上待ってバスに乗り、ロープウェー駅に着くと、ここも長蛇の列。 結局山頂に着いたのはお昼頃という、7時間以上の行程を経験したのでした。 でも、ロープウェーの窓に広がる全山紅葉、頂上からのこれまた全山紅葉の景色は忘れられないほどの見事さでした。 今回は、紅葉は楽しめませんが麓の駒が池周辺の会場で、クラフトの景色を楽しんでくださいな。

2009年6月8日月曜日

たおやかな暮らしの木工展を開催します。






楽風
築100年のお茶屋さんの納屋を生かし
た日本茶カフェ・ギャラリー

                           2Fギャラリー
                昔の職人さんの手斧鉋の跡が残る、力強い天井の梁

8月27日から9月1日までの6日間、埼玉県さいたま市浦和区にある、日本茶カフェ・ギャラリー 楽風(らふ)で、神田小川町で工房を開いているカーペントリーさと森の里森さんと、福島県の南会津で工房を開いている木耕家の芳賀さんを交えた3人の木工家でグループ展を開催することになりました。 (ちなみに8月28日は僕の誕生日です。 あまり関係ありませんね。) 築100年のお茶屋さんの納屋を利用した、とても雰囲気のいいギャラリーです。 木立の茂る庭で木工ワークショップをやったりと、ミニミニクラフトフェアのような楽しい展示会にする予定です。 木工作品といっても、3人寄ると全くというほどではないにしろ、かなり個性の異なる作品が集まるもんだなと、先日作品の集合写真を撮影した時におもいました。 あと3ヶ月ほどで、どんな作品が出てくるのか、僕も楽しみにしています。 是非脚を運んでみてください。 







2009年5月30日土曜日

朝日新聞社主催 「第7回 暮らしの中の木の椅子展」 募集延期だって!

先日、朝日新聞社名古屋支局から一通の封書が届きました。 中には、2010年開催予定だった「第7回 暮らしの中の木の椅子展」 募集延期となった旨を伝える1枚の文書が入っていました。 1998年に第1回を開催し以降2年毎に回を重ね、昨年第6回を開催した椅子好きにとっては、とても楽しみにしていた公募展でした。 先月には、同じく朝日新聞社主催の陶芸展も中止を伝えられ、ひょっとしたらと思っていたのでしたが、やはり「諸般の事情」には勝てませんでしたか。 手仕事のよさを伝える場が、今年に入って加速度をまして減少しているなという感を否めません。 一度中止してしまうと、こうしたイベントは再開するのは非常に難しいのでしょうね。 「諸般の事情」が好転し、「復活 幻になりかけた第7回」を実現できるよう、切に願う次第です。

2009年5月26日火曜日

クラフトフェアを考える

毎月全国のどこかで開催されているクラフトフェア。 当地での開催を毎年楽しみにしている手づくり品愛好の方にとっては、木工、陶芸、染色、シルバーアクセサリーなどの工房が一同に会する、またとない機会となっていることと思います。 今年の出展スケジュールを考えながら、クラフトフェアのHPを覗いていると、第2回、3回といった始めて間もないフェアが増えていると同時に、昨年まで開催されていたフェアが「諸般の事情により今年は中止」といったコメントもちらほら。 多くのフェアが、地元商工会やクラフトマン/ウーマンの方々のボランティアによって運営されている事を考えると、如何ともしがたい状況になっているのは想像に難くないことですね。 みなさん本業を抱えながら、関係各所との交渉、媒体作成、告知広報活動、運営と、どれをとっても片手間仕事で片付かないような事ばかり。 しかし、しかし、作り手の顔が見え、作り手とお客さんとの大事なコミュニケーションの場であるクラフトフェアを、続けていってほしいものです。 と、実行委員のお手伝いもしていない僕がいうのは、反則ですよね。

2009年4月27日月曜日

群馬の森クラフト・フェア

4月25日・26日の2日間、群馬の森クラフト・フェアで、友人のブースのお手伝いに行ってきました。 何で、出展しなかったのかって? 申し込もうと思った時点で、キャンセル待ちの状況だったので、あっさりとあきらめてしまったのです。 あきらめるのが早すぎました。 というのも、今回は120ブースの出展規模に対して、180以上の申し込みがあったそうですが、なんと”キャンセル待ち”を解消して、申込者全員の出展を認めたとの事でした。 事務局の英断に、頭が下がる思いでした。 



初日は、土砂降りの雨。 毎年楽しみにしていると言うお客さんも、しきりに”この雨で、出展している人達がかわいそうで、かわいそうで”とあわれみを誘うぐらい、ひどい雨でした。 
12時ごろには、”本日の営業終了”ということで、一路、車で30分ぐらいのところにハーフビルドのログハウスに住んでいる、友人宅へ緊急避難しました。 出展している友人のタープの高さがやや低く、ブースからお客さんの顔が見えない状況を改善しようと、タープの脚にゲタをはかせて高さを稼ごうと、友人の工房で、2x4材の部品をさっさと加工した後、本日のメインイベント”宴会@日帰り温泉”へと突入。



”こだまの湯 ファミリープラザ”で、ゆったりと温泉につかり、冷えた体をあたため、居酒屋を超えるメニューの食事処で、プレ打ち上げと相成りました。 良かった、良かった。

2日目は、朝方の雨もお客さんの来場時には何とか、曇り空になったのですが、今度は強風。 近くの出展者の中には、ブース内の什器を飛ばされたり、アクセサリーなどの展示商品を飛ばされたり、結構悲惨な目にあっている方もおりました。 そんな中、多くのお客さんが来場され、楽しい一日を過ごせました。 友人のブースも、大方の商品が売れ、良かった、良かった。
来年は、あきらめることなく是非とも出展しなくてはと、心に誓った一日でもありました。

2009年3月23日月曜日

Arts and Craft in Ueno

役に立たないもの、美しいと思わないものを、家に置いてはならない。 -ウィリアム・モリス


   上野公園の桜          

桜の開花とともに、花見の準備が始まった上野の森で開催されている、「アーツ&クラフツ展」に行ってきました。
19世紀後半にイギリスで興ったデザイン運動「アーツ&クラフツ」を、ウィリアム・モリスを中心とするイギリスや、民芸運動が花開いた日本の作品、家具、テーブルウェア、ファブリック、服飾、書籍やグラフィック・デザインなどが展示され、一連の流れをザーと見ることができました。
どれを見ても今日のインテリアの原点のような作品が多く、その影響力の大きさを感じぜずにはいられませんでした。 人間国宝の黒田辰秋の作品も、椅子、李朝箪笥などの有名な作品ジャンルの他、螺鈿細工の小箱などの小物作品があり、こんなのも作ってたんだと、新鮮な驚きがありました。


      人間彫刻       100円ゲットでガッツポーズ

美術館の中庭では、全身白尽くめ「人間彫刻」のパフォーマーがいて、ジーと同じポーズを続け、100円のおひねりで、ガッツポーズ、さらにおひねりが多くなると、顔の表情を豊かに変えるというパフォーマンスをしていました。 おばさんグループに、やたら受けてましたね。 

2008年11月29日土曜日

FMチャッピー 生出演しました!

今日は夕方5時から、入間・所沢・狭山のコミュニティ放送局であるFM チャッピーの番組「くらし経済塾」の「この人に聞け!」コーナーに生出演しました。 パーソナリティはこの道?年の安田 佳代さん。
番組前に、ちょっとした打ち合わせを兼ねて雑談をしていたのですが、ON AIRの午後5時からカチャと音がして(そんな気がしました)、DJモードにすっと入っていったのには、ややびっくり。 オープニングのエルトン・ジョンの懐かしいクロコダイル・ロックの曲中、その話をしたら、安田さん曰く「なんかスタジオにいると降りてくるんです。」 おお、安田さんは、その筋の人でしたか、なんてね。

ON AIR中は、25年間のサラリーマン経験や、It's mine開業までの経緯なんかを話させていただいたのですが、あっという間に時間切れという感じでした。 もっと家具や音楽の話もしたかったなと、思いつつ初めてのラジオ出演、楽しく過ごさせてもらいました。


パーソナリティの安田さん。

実は、サラリーマン時代に安田さんと同姓同名の同僚がいて、「お佳代」と呼んでいたのですが、思わず「お佳代」と呼びそうになりました。
一人で選曲からQue出しまでこなし、道路情報はパソコン画面を見ながら実況案内と、実にスムーズにこなしていたのが印象的でした。 スタジオに入ると、高校時代に放送部に籍を置き(あと剣道部と物理部にも在籍)、昼休みのDJとラジオ・ドラマを作っていた頃や、その後小林 克也さんの番組や当時のFEN(今のAFN)にもおしかけ見学した頃を懐かしく思いだしました。 そういえば、あの頃はDJにもなりたいと思った時もあったなと。


番組終了後の2ショット。

番組出演のきっかけを作ってくれた、飯能のHさん、あっちゃん、ありがとう。
「お佳代」、お疲れ様でした。 これからも、70年代、80年代のいい曲聞かせてください。 応援してます。

ON AIR音声はこちらから

2008年11月22日土曜日

国際木工機械展・インテリア総合見本市

飯能の家具工房で木工修行中の島ちゃんに誘われて、ビッグサイトで、開催された国際木工機械展とインテリア総合見本市へ行ってきました。  
 
木工機械展では、各社大型のNCルーターや、レーザー加工機の展示が目立つ中、Sawstop社のテーブルソーがありました。 このテーブルソーは、非常に安全面に優れたマシンで、人の指がテーブルソーの刃に触れた瞬間にブレードが止まるという優れものです。 衝撃的なデモ動画(http://www.sawstop.com)を見てみてください。
一度ブレードが止まると、ブレーキユニットとブレードの交換が必要で、交換費用は約2万円。 指をなくすよりは安いとは、営業担当の方のコメントでした。 そうなんですよね木工業界では、テーブルソーや手押しカンナで指を1本落とした、4本落としたという事故の話をよく耳にします。 こういうマシンが広く普及すると、事故も防げるのでしょうが。 ちなみに、私の工房では、機械加工の際材料を直接手で触れないようにプッシュバー、プッシュブロック、フェザーボードといった道具を使って安全面に配慮しています。

ドイツのFestool社の新製品、バキューム・クランプ・システムも展示していました。 簡単に言うと、掃除機の吸引力で材を固定するということなんでしょうけど、その固定力がすごい。 任意の角度で固定でき、垂直固定状態で60Kg, 水平固定状態で100Kgの保持力だそうで、これならテーブル天板のエッジトリミングなんかの作業でも楽に使えそうです。 ルーター作業時に材を固定するクランプが邪魔になることがありますが、これならその心配もないんですよね。 ほしいなと思ったツールでした。

Festoolのバキューム・クランプ


インテリア総合見本市は、これまで開催されていた、国際家具見本市や、インテリア関連国際見本市、にっぽんらいふ などが一同に会した、「これを見れば日本の家具・インテリア業界がわかる」的な催しでした。 日本の代表的な家具産地(府中、大川、旭川、徳島etc)の共同ブース、有名家具メーカーの出展の中で、気になる展示がありました。

ひとつは、kitokiというブランドで、府中と大川の家具メーカー4社が産地を越えた提携でデザイナーズ家具を制作・販売しているブースです。 小泉 誠さんと関 洋さんという売れっ子の2名のデザインによる家具を、アメリカ広葉樹を使って制作しているそうです。 小泉さんといえば、これまでも古材をフィーチャーしたカギロイ・ブランドや、桜製作所の家具でもそのデザインが広く市場でも認知されている方ですが、さらにそのデザインが日本で広がる感じです。

kitokiブランドのテーブル

と思っていたら、別のブースでもデザインby小泉を発見しました。 miyakonjo productの製品です。 このブランドは、宮崎県都城地区の2社が共同で立ち上げたブランドで、やはり小泉 誠さんデザインの家具を制作・販売しているとのことです。

miyakonjo productのテーブル

トレンドとして、①複数の家具メーカーが共同でデザイナーズ・ブランドを立ち上げる。②小泉 誠さんデザインが結構多い。 の2点が見て取れます。 家具業界が厳しい状況にある中、こういった流れが広まっていくんでしょうかね。

2008年11月3日月曜日

Design Tide Tokyo 2008

昨日は友人のMさんに誘われて、六本木のミッドタウンをメイン会場として開催されていた、Design Tide Tokyo 2008 へ脚を運びました。 六本木といえば、以前はもっぱら日が暮れてネオンの色が鮮やかな時間に脚を運び、街のイメージもクラブ、ライブハウス、食事といった言葉に形容されていたように思うのですが。 昨年からはミッドタウンや新国立美術館のオープンに伴って、”アート”や”デザイン”といった言葉がふさわしい街になってきたようです。 今年で4回目とのことだが、外苑で開催されているデザイナーズ・ウィークよりは、混雑していないのではないかという軽い気持で、来てみたのですが.....。
ガラリエ1Fの入り口(公園側)を入ったところに、いきなりありました。 そう、倉俣史朗のあの作品が。 

これです。 ”How high the moon"。 エキスパンド・メタルを使った、フレームのない構造のソファ。 雑誌で目にしたことはあっても、本物を見るのは初めて。 他にも、岡本太郎作のソファや、柳宋理のバタフライチェアやアームチェア、隈研吾のアクリルのテーブルなどが並べられ、これらがオークションの対象となっていました。
ちなみに、”How high the moon"の入札価格帯は、なんと5,000,000~7,000,000となっていました。 隣で見ていた人が”一桁違うんじゃない”とつぶやいていましたが、倉俣史郎のアクリルの椅子”Miss Branche"が20年前に¥2,000,000だったことを考えると、そんな値段になってしまうのかと、妙に納得したりもするのだが。 いずれにしても、It's mine・イッツマインで制作している無垢の木の家具とは同じ次元で考えることはしないほうがいい、いやそんなおこがましいことは言えない思いを強くした作品でした。 イヤー、いいものを見せてもらった。

会場に出展しているデザイナーは、総じて若い世代の人たちが多く、意欲的な作品を展示していました。 その中で、先ほどの倉俣史朗のアクリルの椅子”Miss Branche"をイメージさせる作品を見つけました。 フランスのエマニュエル・ムホーさんの作品で”stick chair".

もう東京に10年以上住んでいるそうで、日本語がペラペラなチャーミングなお嬢さんでした。 ”ちゃんと座れて、¥3,000,000”になるといいな、とおっしゃってました。

どうも今日は、金銭感覚麻痺というか物の値段が超インフレ状態という感じでした。