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2009年6月19日金曜日

置き薬ならぬ”置き木”

”こんにちわ”の声に、宅配便か来客かと思い話をすると、”広葉樹を扱っている材木屋です”という突然の来訪がありました。 聞くと、入間、飯能、都幾川周辺の工房を回っていると言うことで、It's mine・イッツマインのことは、Webで調べて来たとの事。 名刺をもらってびっくり。 なんと、岐阜県の材木屋さんだったのです。 ”新規開拓で、富山の薬売りの置き薬のように、材木を置いてもらって使った分だけ2ヶ月ごとぐらいに集金に来ます。 まあ、支払条件は合わせますので、どうとでもなります。” とのこと。 また、随分と新手のビジネス・モデルの材木屋さんだなと思いつつ、反面材木不況もここまできたかとの感を否めずの心境になりました。 私の知る限りでは、あまたある関東周辺の木工房さんの広葉樹の仕入先は、近くは新木場、埼玉県内、群馬、福島、そして北海道と、関東以北の材木屋さんから仕入れるケースが多く、岐阜県から仕入れをしているケースはあまり多くはないのではと思います。 ”置き木”もおもしろいアイディアだなと思いつつ、普段材木選びに結構大変な思いをしていることを考えると、パッと飛びつくこともできないような感じかな。

2009年6月15日月曜日

無垢の一枚板を削る

1600×800×75サイズの樅の一枚板です。

MCルータ(マニュアル・コントロールの略、用は手動)で、反りをとり、手カンナで仕上げた後、割れの部分に”ちぎり”を入れ、 反り止めに”吸い付きあり残”を2本仕込んで、軽くサンディングをして、仕上げは柿渋・オイルフィニッシュにしようかと思っています。















MCルータの荒削りが終わると、こんな感じです。 まだ、ルータの削り跡が残っています。          



手かんなで、ルータの削り跡をとると、きれいな目になりました。
どんな風合いになるか楽しみです。

2009年5月14日木曜日

スパルテッド・ビーチ(Spalted birch)

木は、不規則な曲線模様の木目がきれいに出ている板目や、直線状の縞模様の木目の柾目といった表情を持っていますが、時として黒く変色した木目を持つ木もあります。 要因としては、立ち木のときにカビに汚染されたり、倒木となってから土中の腐朽菌に侵されたり、また石灰成分によって化学的に発色(神代杉など)することがあげられます。

今回はそういった木の中から、スパルテッド・ビーチ(変色したブナ)と黒柿を入手しました。
                  
スパルテッド・ビーチ   


黒柿

黒柿は、和家具、とりわけ指物の分野では珍重されていて、かって教えていただいた建具の巨匠は黒柿だけでもかなりな量の材料をストックしていることを誇りにしていました。
It's mineでは、指物は得意としていませんので、洋物でのアプローチを検討しています。 どういう製品になるかお楽しみに。